2026年4月24日(金)の日経平均は終値59,716円(前日比+576円、+0.97%)と反発しました。前日に達成感売りで急反落した反動を受けつつ、ソフトバンクGが続伸して指数を押し上げました。週末を前に米国株は軟調でしたが、東京市場は底堅さを維持。米国株・為替(ドル円)の動向もあわせてまとめます。
📊 最終更新:2026年04月24日 15:35(後場終了・確報値)
🌏 4月23日のウォール街|AI調整で3指数下落
米国主要指数・為替・コモディティ
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P500 | 7,108.40 | −29.50(−0.41%) |
| NASDAQ | 24,438.50 | −219.07(−0.89%) |
| ダウ平均 | 49,310.32 | −179.71(−0.36%) |
| ドル円(USD/JPY) | 159.49円 | +0.08% |
| 金先物(COMEX) | 4,705.10ドル | +0.07% |
| 原油先物(WTI) | 95.85ドル | +3.11% |
| VIX(恐怖指数) | 19.31 | −2.03% |
4月23日(木)の米国株式市場は3指数そろって下落しました。NASDAQが−0.89%と軟調で、AI・半導体関連の利益確定売りが主な背景とみられます。原油(WTI)は中東情勢への警戒から+3.11%と続伸し、95ドル台に上昇。一方、VIXは19.31と落ち着いた水準を維持しており、市場全体としては大きな波乱はない展開でした。
📊 4月24日の相場概況
主要指数 本日終値
| 指数 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 59,716円 | +576円(+0.97%) | 59,764円 | 59,225円 |
| TOPIX(1306 ETF) | 393.70 | +0.10(+0.03%) | 394.80 | 391.90 |
| ドル円(USD/JPY) | 159.76円 | +0.27(+0.17%) | 159.84円 | 159.60円 |
| ユーロ円(EUR/JPY) | 186.73円 | +0.04(+0.02%) | 186.76円 | 186.43円 |
| VIX(恐怖指数) | 19.29 | −0.02(−0.10%) | 19.33 | 18.82 |
| 金先物(COMEX) | 4,699.30ドル | −5.80(−0.12%) | 4,726.70ドル | 4,672.20ドル |
| 原油先物(WTI) | 97.55ドル | +1.70(+1.77%) | 97.85ドル | 95.55ドル |
本日の値動きと主要要因
前日に史上初の取引時間中6万円突破からの反落(−0.75%)を演じた東京市場は、本日寄り付きから買いが先行しました。前場では押し目買いが断続的に入り、日経平均は59,500円台を回復。後場に入ってからも上昇基調を維持し、終値は59,716円(+576円、+0.97%)と反発で引けました。前日の長大上ヒゲ陰線からの戻りを試す格好となり、6万円台への再アタックが視野に入る展開です。
相場上昇の主な要因として以下が考えられます:
- 前日急反落への反動買い:前日の急反落で過熱感がいったん解消し、押し目買いが入りやすい地合いとなったとみられます
- ソフトバンクGの続伸:ソフトバンクグループ(9984)は前日比+2.16%(5,963円)と続伸し、再び6,000円の節目に接近しました。AIセクターへの資金流入が続いているとみられます
- 円安基調の継続:ドル円が159円台後半で推移し、日銀の利上げ見送り観測を背景に輸出企業の業績期待が下支えしたと考えられます
一方でTOPIXは+0.03%と横ばいに近く、相場上昇は引き続き値嵩株のSBGなど一部銘柄に依存している構図です。トヨタ自動車は−1.79%(3,067円)と続落しており、輸出株の業績見通しに対する慎重な見方は根強いとみられます。
本日のニュースピックアップ
- 【日経反発】日経平均は前日の急反落から反発。終値59,716円と6万円大台を再度視野に入れる水準まで戻しました
- 【SBG続伸】ソフトバンクグループが+2.16%と続伸し6,000円台間近に。AI関連の資金流入が継続しているとみられます
- 【原油続伸】WTI原油先物が97.55ドルと続伸。中東情勢への警戒から地政学プレミアムが上乗せされている可能性があります
- 【トヨタ続落】トヨタ自動車(7203)は3日続落で3,067円。関税・為替の業績影響への警戒が継続していると考えられます
決算シーズンの動向
4月後半から5月上旬にかけては国内主要企業の本決算発表が相次ぐ時期です。特に来週は半導体関連・自動車・金融など主要セクターの決算が控えており、来期業績見通しが市場に与える影響は大きくなる見通しです。トヨタを含む輸出企業については、為替前提(ドル円)と関税織込みの内容が注目点と考えられます。
💬 運営者YKの視点|3月末から+8,000円という急騰の異常さ
4月の日経平均は3月末の約52,000円から本日59,716円まで、わずか1か月で+7,700円超(+15%)という急騰になりました。20年投資してきた経験から言うと、月間+15%は「明らかに過熱している」水準です。アベノミクス相場(2013年)の最初の月でも+10%程度、コロナ後の急回復(2020年4月)でも+6.7%でした。
私自身、こうした急騰局面では「むしろ何もしない」を信条にしています。買い増しに走るとピーク掴みのリスクが高まり、利確に走ると次の上昇を取り逃します。20年で何度も学んだのは、「予測ではなく計画に従う」のが長期投資の基本だということ。新NISAでのオルカン積立は4月も機械的に実行されました。来週は日銀会合・FOMC・米国主要決算と材料が多く、ボラティリティが高まる可能性が高いため、心の準備だけは整えておきたい局面です。
💼 私の監視銘柄・オルカン 4/24の引け値
| 銘柄名 | コード | 終値(円) | 前日比 | 高値(円) | 安値(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ自動車 | 7203 | 3,067 | −56(−1.79%) | 3,133 | 3,062 |
| ソフトバンクグループ | 9984 | 5,963 | +126(+2.16%) | 6,000 | 5,743 |
| ソニーグループ | 6758 | 3,208 | −55(−1.69%) | 3,288 | 3,189 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 2559 | — | — | — | — |
※ オルカン(2559.T)の本日終値データは未確定です。投資信託としての基準価額は翌営業日(4月27日)に確定・公表されます。
📅 今週の相場を振り返る
今週の日経平均は週始値(4/17終値)58,476円から週末59,716円まで+1,240円(+2.12%)の上昇となりました。週を通じての主な動きは以下の通りです。
| 日付 | 終値 | 前日比 | 主要トピック |
|---|---|---|---|
| 4/20(月) | 58,824円 | +0.60% | 米株高引き継ぎ・SBG +5.46% |
| 4/21(火) | 59,349円 | +0.89% | SBG +8.53%、停戦交渉期待 |
| 4/22(水) | 59,585円 | +0.40% | 終値最高値更新、SBG +8.47% |
| 4/23(木) | 59,140円 | −0.75% | ★史上初6万円突破→反落 |
| 4/24(金) | 59,716円 | +0.97% | 反発、6万円再アタック視野 |
今週のハイライトは何といっても4月23日の史上初の取引時間中6万円突破でした。終値では届かなかったものの、日本株式市場の歴史的な節目となりました。週前半は SBG を中心とした AI セクターへの資金流入が指数を牽引する展開が継続。一方でトヨタを含む自動車・輸出株は週を通じて軟調で、相場の二極化が一段と鮮明になりました。
🔭 週明けの相場展望(4月27日・月)
来週の金融政策イベント
来週最大の注目は日銀金融政策決定会合(4月27〜28日)です。4月会合での利上げ見送りが市場のメインシナリオですが、声明・記者会見で6月以降の利上げに向けた示唆が出るかどうかが焦点となるとみられます。
- 利上げ見送り+ハト派文言 → 円安継続・株高に追い風となる可能性
- 利上げ示唆・タカ派文言 → 円高・株安方向にリスク
- サプライズ利上げ → 相場急変リスク(メインシナリオではない)
主要イベント・経済指標
- 米国大型ハイテク決算(来週前半):AI・半導体関連の主要企業の決算発表が予定されています。結果次第でNASDAQ・S&P500に大きな影響が出る可能性があります
- 米国 4月雇用統計(5月1日 21:30 JST):FRBの政策判断に直結する重要指標です
- 米国 PCE物価指数:FRBが重視するインフレ指標です
- イラン停戦交渉の進展:停戦延長後の次の局面が原油・株式の変動要因となる可能性があります
相場見通し
本日の日経平均は反発で引け、6万円再アタックの可能性を残す形で週末を迎えました。週明けは日銀会合と米国決算が同時並行で進む波乱含みの週となる可能性があります。SBGを中心としたAIセクターへの資金流入が継続するかどうかが指数の方向感を決める要因になりそうです。一方で TOPIX の戻りが鈍く、相場の偏りには引き続き注意が必要と考えられます。
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