2026年4月21日(火)の日経平均は終値59,349円(前日比+524円、+0.89%)と続伸しました。米国・イランの再協議期待とソフトバンクグループ主導のAIラリーが相場を押し上げ、取引中に最高値圏を上回る場面もありました。米国株・為替(ドル円)の動向もあわせてまとめます。
📊 最終更新:2026年04月21日 15:35(後場終了・確報値)
🌏 4月20日のウォール街|方向感乏しい小幅安
米国主要指数・為替・コモディティ
| 指標 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P500 | 7,109.14 | −16.92(−0.24%) |
| NASDAQ | 24,404.39 | −64.09(−0.26%) |
| ダウ平均 | 49,442.56 | −4.87(−0.01%) |
| ドル円(USD/JPY) | 158.79円 | −0.25% |
| 金先物(COMEX) | 4,841ドル | −0.34% |
| 原油先物(WTI) | 85.89ドル | +2.43% |
4月20日(月)の米国株式市場は3指数そろってわずかに下落しました。米国・イランの核合意を巡る協議が進展しており地政学リスクの後退が意識された一方、主要決算発表前の様子見ムードも重なりました。原油はホルムズ海峡懸念でやや反発しました。
📊 本日の株式市場概況
主要指数 本日終値
| 指数 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 59,349円 | +524円(+0.89%) | 59,612円 | 59,005円 |
| TOPIX(1306 ETF) | 399.50 | −1.10(−0.27%) | 401.70 | 399.40 |
| ドル円(USD/JPY) | 159.20円 | +0.04(+0.03%) | 159.25円 | 158.68円 |
| ユーロ円(EUR/JPY) | 187.25円 | +0.40(+0.22%) | 187.33円 | 186.98円 |
| VIX(恐怖指数) | 18.83 | −0.04(−0.21%) | 19.19 | 18.82 |
| 金先物(COMEX) | 4,806.50ドル | ±0.00% | 4,854.80ドル | 4,790.80ドル |
| 原油先物(WTI) | 86.93ドル | −2.68(−2.99%) | 87.49ドル | 85.50ドル |
本日の値動きと主要要因
本日の東京市場は寄り付きから買いが先行し、前場から堅調に推移しました。後場に入っても上昇基調は継続し、取引中には4月16日に付けた最高値(59,518円)を一時上回る場面がありました。終値は59,349円と続伸で引けました。
株価上昇の主な要因として以下が挙げられます:
- 米国・イランの再協議期待:核合意に向けた再協議準備が進んでいると伝わり、地政学リスクの後退が投資家心理を改善させたと考えられます
- ソフトバンクGのAIラリー:ソフトバンクグループ(9984)が前日比+8.53%と急騰し、日経平均の押し上げに大きく貢献しました。英アームの株高も追い風となったとみられます
- 海外短期筋の先物買い:海外の短期投資家とみられる断続的な先物買いが入り、高値を更新する場面もあったと考えられます
一方でTOPIXは小幅下落(−0.27%)となっており、日経平均寄与度の高いSBGへの集中が際立ちました。トヨタが−3.24%と大幅安だったことも広義の相場の重しになったとみられます。
注目銘柄:ソフトバンクグループの急騰と背景
ソフトバンクグループ(9984)は前日比+8.53%(+407円)の5,181円と大幅続伸し、年初来高値圏まで回復しました。英アームホールディングスの株価上昇に連動した動きとみられ、AI・半導体ブームへの資金流入が続いているとみられます。SBG単独で日経平均を300円以上押し上げた計算となり、指数上昇の大部分を1銘柄が牽引する構図となっています。なお、急ピッチな上昇が続いているため短期的な過熱感には注意が必要と考えられます。
本日のニュースピックアップ
- 【AIラリー継続】ソフトバンクG株価が年初来高値 ハイテク資金・英アーム高も追い風(日経)
- 【日経最高値圏】日経平均、一時700円超高 最高値上回る場面も(日経)
- 【相場総括】日経平均終値524円高 AIラリーで場中最高値 米イラン再協議期待(日経)
- 【原油軟化】WTI原油先物は86.93ドルと前日比−2.99%に下落。イランのホルムズ海峡開放発表を受け地政学リスクが後退し、コモディティ市場に落ち着きが戻りつつある可能性があります(OANDA)
💬 運営者YKの視点|AIラリーは2017〜2018年と何が違うか
本日のSBGの+8.53%急騰を見ながら、2017〜2018年のAI第1次ブームを思い出しました。当時もNVIDIA・SBGが急騰し、その後の2018年VIXショックで一気に調整。同じ轍を踏まないか心配する向きもあるかもしれません。ただ違いとして、現在のAI銘柄は実需フェーズ(生成AIによる実際の売上拡大)に入っており、当時のような「期待先行」とは局面が異なります。
私の戦略としては、SBG単体には乗らず、オルカン・S&P500のインデックス投資を通じて「AI関連株の上昇を取り込みつつ分散効果を維持する」アプローチを取っています。20年投資してきて「特定銘柄への集中投資で大きく勝てたとしても、長期で生き残れない」という教訓を、リーマン時のみずほ株の塩漬け経験から学んだためです。長期投資家にとって、勝率より「市場から退場しないこと」が最重要だと考えています。
💼 私の監視銘柄・オルカン 4/21の引け値
| 銘柄名 | コード | 終値(円) | 前日比 | 高値(円) | 安値(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ自動車 | 7203 | 3,280 | −110(−3.24%) | 3,356 | 3,280 |
| ソフトバンクグループ | 9984 | 5,181 | +407(+8.53%) | 5,187 | 4,892 |
| ソニーグループ | 6758 | 3,346 | −38(−1.12%) | 3,384 | 3,314 |
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 2559 | 28,220 | +205(+0.73%) | 28,220 | 28,000 |
※ オルカン(2559.T)の基準価額は翌営業日(4月22日)に確定します。上記は東証ETFの市場終値(参考値)です。
🔭 次の営業日に向けて(4月22日・水)
主要イベント・経済指標
- 米国決算シーズン継続:主要ハイテク企業の決算発表が続きます。結果次第でNASDAQ・S&P500に大きな影響が出る可能性があります
- 中東情勢:米国・イランの再協議動向に引き続き注目。進展すれば地政学リスク低下・原油安につながる可能性があります
- 日銀金融政策決定会合(4月27〜28日)を見据えた動き:来週の会合に向けて、ドル円・国内金利の動きが注目されます
- オルカン基準価額:本日(4月21日)分の投資信託基準価額が翌4月22日に確定・公表されます
相場見通し
本日の日経平均は続伸し最高値圏を試す展開となりました。明日は米国市場の結果やイラン協議の続報を受けた動きが中心となる可能性があります。AIセクターへの資金流入が続くなら高値圏での推移が想定されますが、トヨタの急落が示すように個別銘柄間の選別は厳しくなっていると考えられます。VIXが18台と落ち着きを保っていることは株式市場の環境として良好とみられますが、地政学・政策リスクには引き続き注意が必要です。
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