2026年4月13日(月)の日経平均は前週末比421円34銭(0.74%)安の56,502円77銭で反落。米イラン停戦協議の決裂とホルムズ海峡封鎖発効を受け売りが先行しましたが、売り一巡後は下げ渋り、後場にかけて下落幅をやや縮小しました。株価・為替(ドル円)・米国株・原油の動向を総括します。
📊 最終更新:2026年4月13日 15:35(後場終了・確報値)
🌏 週末の国際情勢・米国市場
4月11日(金)〜12日(土)の米イラン停戦協議は21時間超の交渉の末に決裂。米国側が核施設解体・ホルムズ海峡の無条件再開を要求したのに対し、イラン側は制裁全面解除・ウラン濃縮権の承認を主張し、双方の溝は埋まりませんでした。トランプ大統領はその後ホルムズ海峡の「海上封鎖」を表明し、米東部時間4月13日午前10時より発効しました。これを受けてWTI原油は一時105ドル台まで急騰し、VIX恐怖指数も上昇しました。
| 指数・通貨 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|
| S&P500 | 6,818.44 | ▲0.02% | 6,830.41 | 6,790.02 |
| NASDAQ総合 | 22,969.02 | ▲0.29% | 23,009.55 | 22,795.82 |
| ダウ平均 | 47,655.19 | ▼0.55% | 47,774.28 | 47,505.97 |
| VIX恐怖指数 | 19.99 | ▲3.95% ⚠️ | 21.58 | 19.71 |
| ドル円 | 159.72円 | ▲0.38% | 159.86円 | 159.34円 |
| 金先物 | 4,738.50ドル | ▼0.49% | 4,768.00ドル | 4,626.00ドル |
| WTI原油先物 | 102.63ドル | ▲6.28% 🔥 | 105.63ドル | 100.36ドル |
米株式市場では、ホルムズ海峡封鎖という地政学リスクを前に、NASDAQは小幅高・ダウは小幅安と方向感の乏しい展開でした。VIXの約4%上昇はリスク回避の動きが継続していることを示しており、引き続き警戒が必要な状況と考えられます。原油はホルムズ海峡封鎖による供給懸念から+6%超の急騰となりました。
📊 本日の相場(前場・後場)
主要指数 本日終値
| 指数 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 56,502.77円 | ▼421円34銭(▼0.74%) | 56,724円 | 56,251円 |
| TOPIX(1306 ETF) | 394.80円 | ▼0.43% | 397.80円 | 392.90円 |
| ドル円 | 159.72円 | ▲0.38% | 159.86円 | 159.34円 |
| WTI原油先物 | 102.63ドル | ▲6.28% | 105.63ドル | 100.36ドル |
| VIX恐怖指数 | 19.99 | ▲3.95% | 21.58 | 19.71 |
本日の値動きと主要要因
前場(9:00〜11:30)は米イラン停戦協議の決裂とホルムズ海峡封鎖報道を受け売りが先行し、日経平均は一時56,251円台まで下落。前場終値は56,357円40銭(前週末比▼566円71銭、▼1.00%)となりました(出典:株式新聞Web)。
後場(12:30〜15:30)は売り一巡後に押し目買いやショートカバーが入り、下げ幅を縮小。大引けは56,502円77銭(前週末比▼421円34銭、▼0.74%)で取引を終えました。前場よりも下げ幅が約0.26ポイント縮小したことから、値ごろ感での買い戻しが入ったと考えられます。
- 原油急騰(+6%超・高値105ドル台):ホルムズ海峡封鎖を受けたエネルギーコスト増大への懸念が、輸送・化学セクターを中心に売りを誘いました
- ソニーグループが大幅安(▼2.23%):エレクトロニクス・エンタメ分野はリスクオフ時に売られやすく、中東情勢の影響を受けた可能性があります
- ドル高円安(159円台後半):有事のドル買いにより円安が継続。輸出企業には下支え要因となる一方、エネルギー輸入コストを押し上げる要因にもなっています
本日のニュースピックアップ
- 【最重要】米イラン停戦協議決裂・ホルムズ海峡封鎖発効:21時間超の交渉が決裂し、米軍がホルムズ海峡を通航する全船舶を対象とした海上封鎖を開始。原油供給への影響が世界経済の最大の懸念材料となっています。(出典:Bloomberg、時事ドットコム)
- 原油WTI、一時105ドル台まで急騰:ホルムズ海峡危機を受け、WTI原油先物が大幅高。封鎖長期化の場合は150ドルへの上昇も想定されるとの見方があります。(出典:Bloomberg)
- 日経平均は566円安→421円安と後場に下げ渋る:前場で1%超下落後、後場は値ごろ感からの買いが入り下げ幅を縮小。「売り一巡後はもみ合い商状」との報道も(出典:株式新聞Web、Yahoo!ファイナンス)
- 今週の注目決算・イベント:ゴールドマン・サックス(4/14)、TSMC・Netflix等の主要企業決算に加え、植田日銀総裁の発言と米経済指標にも市場の注目が集まっています。
💬 運営者YKの視点|月曜日−0.7%は「下げを楽しめる境地」への入口
本日の−0.7%という小幅反落は、20年投資してきた身としてはほとんど何も感じない値幅です。リーマンショック時の−9.62%(2008/10/16)、コロナショックの−4.18%(2020/3/13)と比べれば、誤差レベルの値動きと言えます。それでも投資初心者の方にとっては「資産が減った」という不安の引き金になりがちです。
私の経験で言うと、こうした「気にならない下落」を積み重ねていく中で、徐々に「下げを楽しめる境地」に到達できるようになりました。今では−1〜2%の下落は「安く積立できるチャンス」、−5%超の下落は「ワクワクする買い場」と感じます。これは強がりではなく、20年で複数の暴落をくぐり抜けた結果として体得した感覚です。長期積立投資家にとって、相場の上下に動じない「鈍感力」こそが最大の武器ではないでしょうか。短期的な値動きに振り回されない投資スタイルを、ぜひ若い方にも勧めたいと思います。
💼 私の監視銘柄・オルカン 4/13の引け値
| 銘柄名 | コード | 終値(円) | 前日比 | 高値(円) | 安値(円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | — | 56,502.77 | ▼0.74% | 56,724 | 56,251 |
| TOPIX(1306 ETF) | 1306 | 394.80 | ▼0.43% | 397.80 | 392.90 |
| トヨタ自動車 | 7203 | 3,319 | ±0.00% | 3,345 | 3,275 |
| ソフトバンクG | 9984 | 3,764 | ▼0.37% | 3,790 | 3,695 |
| ソニーグループ | 6758 | 3,251 | ▼2.23% | 3,285 | 3,178 |
| オルカン(2559 ETF) | 2559 | 27,005 | ▼0.20% | 27,070 | 26,785 |
※ eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)の基準価額は翌営業日(4/14)に確定します。上記は2559 ETFの市場価格を参考値として掲載しています。
🔭 明日(4/14)の注目ポイント
主要イベント・経済指標
- ゴールドマン・サックス 1Q決算(米国):大手金融の決算内容が市場心理に影響を与える可能性があります。市場予想を上回るか否かが注目点です。
- 米国株・S&P500の動向:中東情勢を受けた米株式市場の方向感を確認。先物動向も参考になると考えられます。
- 植田日銀総裁の発言:金融政策に関する発言があれば円相場・国内金利に影響する可能性があります。
- ホルムズ海峡封鎖の続報:封鎖の継続・拡大・緩和のいずれかによって原油相場と日本市場に大きな影響を与える可能性があります。
- 米中古住宅販売件数(3月):米国の不動産市場・消費動向を示す指標として注目されます。
相場見通し
本日の下落(▼0.74%)の主因である中東情勢の不透明感は継続しており、明日も相場の重石になると考えられます。ただし、後場に下げ渋りを見せたことや原油の一服(高値105ドルから102ドル台へ反落)は、ある程度の売りが出尽くしたことを示している可能性もあります。ゴールドマン・サックス決算が市場予想を上回った場合は、センチメント改善のきっかけとなる可能性があります。ホルムズ海峡封鎖の進展次第では急変動も想定されるため、ポジション管理には引き続き注意が必要と考えられます。
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