【4/10金】日経平均56,924円(+1.8%)|相場まとめ

2026年4月10日(金)の日経平均は終値56,924円(前日比+1,029円、+1.84%)と大幅上昇しました。米・イラン停戦合意の継続とAI関連株の堅調推移を受けて週間約3,800円高となり、株価・相場ともに力強い1週間を締めくくりました。米国株・為替(ドル円)・来週の注目イベントもあわせてまとめます。

📊 最終更新:2026年4月10日 15:35(後場終了・確報値)


🌏 昨夜の国際情勢・米国市場

4月9日(水)のニューヨーク市場は高安まちまちの展開となりました。S&P500はほぼ横ばい、NASDAQは小幅上昇した一方、ダウ平均は小幅安。米・イラン2週間停戦合意(4/8成立)を受けた原油価格の下落がインフレ懸念を和らげており、投資家心理は総じて改善していると考えられます。アマゾン・ドット・コムのCEOがAI事業の成長を強調したことも追い風となり、大型テクノロジー株に買いが集まりました。

米国主要指数・為替・コモディティ 前日終値(2026/4/9 NY時間)/出典:Yahoo Finance
銘柄・指標 終値
S&P500 6,824.66
NASDAQ総合 22,822.42
ダウ平均(DJIA) 48,185.80
VIX(恐怖指数) 19.49
ドル円 158.64円
ユーロ円 184.96円
金先物(COMEX) 4,792.20ドル/oz
原油先物・WTI 97.87ドル/バレル

主要ニュースのポイント

  • 米・イラン2週間停戦合意(継続中):パキスタン・中国の仲介により4/8に成立した停戦合意が維持されています。ホルムズ海峡の安全な航行が保たれており、エネルギー供給面での不安が後退していると考えられます。インフレ圧力の緩和が期待されます。(出典:Bloomberg)
  • レバノン和平協議の進展:イスラエルとレバノンが直接交渉で合意に向けた動きを見せているとの報道が好感されました。中東情勢の安定化への期待が市場のリスク選好を高めている可能性があります。(出典:Bloomberg)
  • アマゾン、AI事業の成長を強調:アンディ・ジャシーCEOがAIクラウド(AWS)事業の大幅拡大を強調したことでアマゾン株が急伸しました。半導体・AI関連株全般への買いにもつながっていると考えられます。(出典:Bloomberg)

📊 本日の相場(前場・後場)

主要指数 本日終値

主要指数 本日終値(2026/4/10)/出典:Yahoo Finance
指数 終値 前日比 高値 安値
日経平均 56,924円 +1,029円(+1.84%) 57,013円 56,251円
S&P500 6,816.89 ▲0.11% 6,845.77 6,808.46
NASDAQ総合 22,902.89 +0.35% 23,011.77 22,845.05
ダウ平均(DJIA) 47,916.57 ▲0.56% 48,235.06 47,856.18
ドル円 159.11円 +0.30% 159.36円 159.01円
ユーロ円 185.99円 +0.55% 186.78円 185.94円
VIX(恐怖指数) 19.23 ▲1.33% 20.28 18.83
金先物(COMEX) 4,761.90ドル/oz ▲0.63% 4,791.00 4,744.90
原油先物・WTI 96.57ドル/バレル ▲1.33% 100.42 95.51

本日の値動きと主要要因

東京株式市場は寄り付きから買いが先行し、日経平均は前場で一時57,013円まで上昇しました。前日の米国テクノロジー株の堅調推移と米・イラン停戦継続を受けて、ファーストリテイリングや半導体関連株を中心に幅広い銘柄に資金が流入したと考えられます。後場に入っても売り圧力は限定的で、56,924円で本日の取引を終えました。週間では前週末比で約3,800円高という大幅な上昇となり、4月に入って相場環境が大きく好転した1週間となりました。

相場を動かした主な要因は以下の3点と考えられます。

  • 中東情勢の改善:米・イランの停戦合意継続がリスクオン姿勢を促し、原油価格の落ち着きがインフレ懸念を和らげていると考えられます。
  • AI・ハイテク株の物色継続:アマゾンCEOのAI強調発言が引き続き好感され、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連銘柄が堅調に推移した可能性があります。
  • 円安水準での安定:ドル円は159円台で落ち着いており、輸出関連株にとって引き続き有利な為替環境が続いていると考えられます。

本日のニュースピックアップ

  • 週間上昇幅、約3,800円高に:今週(4/6〜4/10)の日経平均は前週末比で約3,800円高という大幅な上昇となりました。米・イラン停戦合意が市場全体のリスクオン転換を促し、幅広い銘柄に買いが広がった1週間だったと考えられます。(出典:株式ちゃんねる
  • ローツェ(6323)ストップ高:半導体関連装置の受注拡大と今期大幅増益見通しが材料視され、前場ストップ高となりました。半導体セクター全体の物色意欲の強さを示していると考えられます。(出典:株探
  • WTI原油が96ドル台まで下落:停戦合意を受けたホルムズ海峡の安定的な航行確保により、WTI原油先物は96.57ドルまで下落しました。エネルギーコストの低下はインフレ抑制につながる可能性があります。(出典:Yahoo Finance)
  • 米・イラン停戦についてネタニヤフ首相が異議:イスラエルのネタニヤフ首相が停戦合意に難色を示しているとの報道があります。停戦の完全な安定化にはまだ不透明感が残る可能性があり、引き続き注視が必要です。(出典:Bloomberg

💬 運営者YKの視点|+1.8%の反発相場の心理

前日の反落から一転、+1.8%の急反発という値動き。20年投資してきた経験で言うと、こうした「下げて翌日大きく戻す」値動きは、相場の地合いの強さを示すサインであることが多いです。本格的な下落トレンドに入る場合、反発は限定的・短期的になりがちですが、健全な調整であれば翌日の戻りが力強くなります。

ただし「翌日戻したから安心」と判断して買い増しに走るのは20年の経験では危険です。私自身、こうした反発を見て買い増しした後にダブルトップで売り込まれるパターンを何度も経験しました。長期積立投資家にとって最重要なのは「相場の上下を予測しないこと」。新NISAでの積立は機械的に継続し、個別株は配当方針に変化がない限り保有し続けるのが20年の経験則です。

💼 私の監視銘柄・オルカン 4/10反発日

監視銘柄・投資信託 本日終値(2026/4/10)/出典:Yahoo Finance
銘柄名 コード 終値(円) 前日比 高値(円) 安値(円)
トヨタ自動車 7203 3,319 ▲0.36%(-12円) 3,363 3,295
ソフトバンクグループ 9984 3,778 +0.08%(+3円) 3,820 3,711
ソニーグループ 6758 3,325 ▲1.48%(-50円) 3,384 3,301
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) ※翌営業日確定

※オルカンの基準価額は前営業日分が翌営業日に確定します。最新の基準価額はeMAXIS公式サイトでご確認ください。

🔭 来週の注目ポイント

主要イベント・経済指標(2026年4月13日〜)

来週の主要イベント(2026年4月13日〜17日)/出典:FPトレンディ、Bloomberg
日付 イベント・指標
4月13日(月) IMF・世銀春季会合(ワシントン、〜18日)|日銀・植田総裁あいさつ|ゴールドマン・サックス 四半期決算|米3月中古住宅販売件数
4月14日(火) JPモルガン・チェース 決算|シティグループ 決算
4月15日(水) ASML 決算|中国1〜3月期GDP・小売売上高
4月16日(木) TSMC 決算|ネットフリックス 決算
4月17日(金) 米3月PPI(生産者物価指数)

相場見通し

来週は欧米の大型企業決算が相次ぐ「決算ウィーク」となります。ゴールドマン・サックス、JPモルガン、TSMC、ネットフリックスなどの業績動向が株式市場の方向感を左右する可能性があると考えられます。また、IMF・世銀春季会合での世界経済見通しに関する発言にも注意が必要です。一方、米・イランの停戦合意は2週間の暫定合意であり、期限切れ前後の中東情勢の変化には引き続き警戒が必要と考えられます。今週の急上昇を経て高値圏での利益確定売りが出やすい局面でもあり、来週は一定の値固め・調整が入る可能性も念頭に置いておくとよいかもしれません。


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