2026年5月20日(水)の日経平均は終値59,804円(前日比-746円安・-1.23%)と5営業日続落しました。エヌビディア決算を翌日に控えた半導体株の様子見売りに加え、ソフトバンクグループ(9984)が-6.01%と大幅続落し、値嵩株主導で日経平均を押し下げました。米国株・為替(ドル円)・原油の動向もあわせてまとめます。
📊 最終更新:2026年05月20日 15:35(後場終了・確報値)
🌏 前日の米国市場と国際情勢
前日(5/19)の米国市場は揃って下落しました。S&P500は7,353.61と-0.67%、NASDAQ総合は25,870.71と-0.84%、ダウ平均も49,363.88と-0.65%と続落し、3指数とも軟調。エヌビディア決算(米時間5/20引け後)を控え、AI・半導体関連の利益確定売りが広がりました。VIX指数は17.89と低下したものの、リスクオフ的な動きで主要株式が同時下落する構図は、市場が方向感を欠く展開を示唆していると考えられます。
| 指数 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|
| S&P500 | 7,353.61 | -0.67% |
| NASDAQ総合 | 25,870.71 | -0.84% |
| ダウ平均 | 49,363.88 | -0.65% |
| VIX指数 | 17.89 | -0.94% |
コモディティ市況
WTI原油先物は1バレル101.16ドルと前日比-6.13%の大幅続落となりました。前日の-4.99%と合わせて2日で約11%下落し、ホルムズ「1ページMOU」合意への期待が再燃した形と考えられます。原油急落はインフレ過熱懸念の後退要因となり、米FRBの利下げシナリオを補強する材料です。金先物は4,504.60ドルとほぼ横ばいでした。
| 銘柄 | 終値(ドル) | 前日比 |
|---|---|---|
| WTI原油先物 | 101.16 | -6.13% |
| 金先物 | 4,504.60 | -0.04% |
為替(ドル円・ユーロ円)
ドル円は158.86円とほぼ横ばいで推移しました。前日からの円高基調が一服し、日中は158.78円〜159.24円の狭いレンジで取引されています。ウォーシュFRB議長就任後の金融政策スタンスを見極める展開で、ボラティリティはやや低下しました。ユーロ円は185.15円と前日比+0.36%の円安が進行しています。
| 通貨ペア | レート | 前日比 |
|---|---|---|
| ドル円 | 158.86 | +0.01% |
| ユーロ円 | 185.15 | +0.36% |
📊 本日の東京市場(5月20日の相場概況)
主要指数 本日終値
| 指数 | 終値 | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 59,804.41円 | -746.18円(-1.23%) | 60,567.27円 | 59,292.25円 |
| TOPIX連動ETF(1306) | 402.20円 | -6.10円(-1.49%) | 408.20円 | 399.10円 |
| ドル円 | 158.86円 | +0.01% | 159.24円 | 158.78円 |
本日の値動きと主要要因
本日5月20日の東京市場で、日経平均株価は前日比746円18銭安の5万9804円41銭と5営業日続落しました。寄り付きは前日の米3指数下落を受けて軟調にスタートし、午前中は60,567円付近で底堅さを試す場面もありましたが、後場にかけて売り圧力が強まり、安値59,292円まで下落。心理的節目の6万円を下回って取引を終えています。前日に+0.59%と相対的に堅調だったTOPIX連動ETF(1306)も-1.49%と大幅安となり、本日は日経平均・TOPIXがそろって下落しました。
下落の主な要因として、第一に ソフトバンクグループ(9984)の-6.01%大幅続落 が挙げられます。前日の-4.15%に続き2日連続の大きな下げで、値嵩株主導で日経平均を強く押し下げました。第二に、米国時間5/20引け後(日本時間5/21朝)のエヌビディア決算を控え、AI・半導体関連株(東京エレクトロン・アドバンテストなど)の様子見売りが継続しました。第三に、国内長期金利が依然として29年ぶり高水準にあり、ハイテクグロース株の割高感が意識されている可能性があります。一方、原油急落(WTI -6.13%)でエネルギー関連は軟調も、内需株には支援材料となった可能性があります。いずれも市場環境からの推測であり、確定的な要因とは言えません。
本日のニュースピックアップ
- 日経平均は5/20に5営業日続落し、終値は前日比746円安の5万9804円。心理的節目の6万円を割り込んで取引を終えた(出典:日本経済新聞/Yahoo Finance)。
- ソフトバンクグループが6.01%安と2日連続の大幅下落。終値5,039円と直近高値圏(4月の5,219円超え)から大幅調整となった(出典:Yahoo Finance)。
- WTI原油は2日連続の急落で101ドル台。前日-4.99%、本日-6.13%と2日で約11%下落し、ホルムズ「1ページMOU」合意期待が再燃している可能性(出典:Yahoo Finance/Bloomberg)。
- エヌビディアは米国時間5/20引け後(日本時間5/21朝)に2-4月期決算を発表。市場予想を上回るかが半導体株・S&P500の方向感を左右する重要イベント(出典:Bloomberg)。
- ドル円は158円台後半で膠着。ウォーシュ新FRB議長就任後の政策スタンス見極めムードで、為替市場は方向感に乏しい展開(出典:Yahoo Finance)。
💼 監視銘柄・オルカン 本日終値
| 銘柄名 | コード | 終値(円) | 前日比 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ自動車 | 7203 | 2,942.0 | -15.0円(-0.51%) | 3,027.0 | 2,942.0 |
| ソフトバンクグループ | 9984 | 5,039.0 | -322.0円(-6.01%) | 5,349.0 | 4,880.0 |
| ソニーグループ | 6758 | 3,606.0 | -114.0円(-3.06%) | 3,677.0 | 3,555.0 |
監視銘柄では3銘柄すべてが下落しました。ソフトバンクグループが-6.01% と引き続き大幅安、前日の-4.15%と合わせて2日で約-10%の調整となっています。ソニーグループも-3.06% と前日の上昇から一転して下落、半導体・テック株の調整局面が継続。トヨタ自動車は-0.51%と限定的な下げにとどまり、内需株・自動車セクターは相対的に底堅い動きを見せました。全世界株式に投資する「オルカン」連動ETF(2559)も米国株3指数の下落で軟調な動きと推測されますが、長期積立投資ではドルコスト平均法で淡々と継続することが基本姿勢と考えられます。投資判断はご自身の責任で行うことが重要です。
🔭 明日の焦点(5月21日に向けて)
主要イベント・経済指標
翌5月21日(木)の最大の焦点は、日本時間早朝に発表予定のエヌビディアの2-4月期決算結果です。市場予想は5-7月期売上が前年同期比約84.9%増と高水準が織り込まれており、結果次第ではS&P500・NASDAQ・日経の半導体関連株が大きく振れる可能性があります。あわせて、WTI原油の続落基調が継続するか、ホルムズ「1ページMOU」交渉の進展、米長期金利の動向も注視ポイントです。
相場見通し
日経平均は5営業日続落し、心理的節目の6万円を割り込んだことで、短期的には下値模索の展開が想定されます。ただしVIXは17台に低下しており、市場の警戒感は限定的。エヌビディア決算の結果次第で大きく振れる可能性が高く、上下双方向のリスクシナリオを想定する必要があります。値嵩株(特にSBG)の急落が続くなら、日経平均はさらに下押し圧力を受ける一方、TOPIXの相対的な底堅さも継続するかが注目点です。なお本見通しは現時点の情報に基づく推測であり、投資判断は自己責任でお願いします。
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