【5/4月】みどりの日休場|ドル円157円・GW明け焦点

2026年5月4日(月)はみどりの日のため東京市場は休場となりました。ゴールデンウィーク連休(5/3〜5/6)の中日にあたり、ドル円は157円台で小動き、原油WTIは102ドル台で底堅く推移しています。直近の取引日である5月1日(金)の日経平均は59,513円(前日比+0.38%)で取引を終えました。本記事では海外市場の動向と、連休明け5月7日(木)の相場展望をまとめます。

📊 最終更新:2026年5月4日 19:30(休場日確報・GW中速報)


🏖️ 本日は休場:ゴールデンウィークの位置づけ

2026年のゴールデンウィークは5月3日(憲法記念日・日)、5月4日(みどりの日・月)、5月5日(こどもの日・火)、5月6日(振替休日・水)の4連休で、東京証券取引所は5月3日から6日まで取引を行いません。次の取引日は5月7日(木)の寄り付きとなります。海外勢の動きが連休明けの寄り付きに集中して反映されるため、週後半に向けてボラティリティが高まりやすい局面と考えられます。

🌏 海外市場と為替・コモディティの動向

5月1日(金)の米国市場は3指数まちまちの展開となり、S&P500が+0.29%、NASDAQが+0.89%と上昇した一方、ダウ平均は-0.31%と小幅反落しました。半導体・大型ハイテク株が指数を押し上げる一方、シクリカル株に利益確定売りが出る展開で、セクター間の温度差が見られました。VIX恐怖指数は17.48(+2.88%)とやや上昇したものの、20の警戒水準を依然として下回る水準で推移しています。

米国主要指数 終値(2026/5/1)/出典:Yahoo Finance
指数 終値 前日比 高値 安値
S&P500 7,230.12 +0.29% 7,272.52 7,229.32
NASDAQ総合 25,114.44 +0.89% 25,223.12 24,967.09
ダウ平均 49,499.27 -0.31% 49,988.56 49,496.47
VIX恐怖指数 17.48 +2.88% 17.69 17.32
主要為替レート(2026/5/4 19時時点)/出典:Yahoo Finance
通貨ペア レート 前日比
ドル円(USD/JPY) 156.98 ±0.00%
ユーロ円(EUR/JPY) 183.94 -0.11%

ドル円は157円付近で小動きの推移となっています。先週4月30日の海外時間に観測された政府・日銀のドル売り・円買い介入観測(160.73円→155.57円の急落)以降、東京休場と米国も連休前モードで流動性が乏しい中、当局のけん制効果がレンジを抑え込んでいる構図と考えられます。投機筋にとっては介入リスクを意識した動きにくい局面が続いている可能性があります。

💰 コモディティ市況:原油100ドル超え定着

WTI原油先物は5月4日の取引で+0.83%上昇し102.79ドルとなり、100ドル超え水準が定着しつつあります。米国とイランの対立を背景にホルムズ海峡を巡る緊張が継続していることが構造的な押し上げ要因と考えられます。一方、金先物は4,593.30ドル(-0.79%)と高値圏での調整が見られました。連休明けの東京市場ではエネルギー関連株、商社株への注目が継続する可能性があります。

コモディティ価格(2026/5/4 19時時点)/出典:Yahoo Finance
銘柄 価格 前日比
WTI原油先物 $102.79 +0.83%
金先物(GC) $4,593.30 -0.79%

📊 直近取引日の振り返り:5月1日(金)の日経平均

直近の取引日である5月1日(金)の日経平均は終値59,513.12円(前日比+228円、+0.38%)と3日ぶりに反発しました。前日(4/30)の米国株3指数大幅高を引き継ぐ形で買い優勢の地合いとなったものの、ゴールデンウィーク連休前のポジション調整売りが上値を抑え、当初の前場+0.59%から引けにかけて上昇幅を縮小しました。

主要指数 直近取引日 終値(2026/5/1)/出典:Yahoo Finance
指数 終値 前日比 高値 安値
日経平均 59,513.12 +0.38%(+228円) 59,706.70 59,263.50
TOPIX連動ETF(1306) 394.6 +0.13% 396.5 391.2

5月1日の主要因は、(1) 前日の米国株大幅高の波及、(2) ドル円155円台前半→160円台への急速な戻し、(3) ソフトバンクグループ(9984)が+3.93%と急伸しAI関連物色を主導したこと、の3点が挙げられます。連休をはさんで海外勢の動向待ちとなる中、現在の59,500円水準は5月相場のスタートラインとして意識される可能性があります。

💼 監視銘柄・オルカン 直近取引日終値(5/1)

監視銘柄・オルカン 直近取引日終値(2026/5/1)/出典:Yahoo Finance
銘柄名 コード 終値(円) 前日比 高値 安値
トヨタ自動車 7203 3,000 -0.76% 3,022 2,971
ソフトバンクグループ 9984 5,424 +3.93% 5,466 5,249
ソニーグループ 6758 3,127 +0.45% 3,142 3,075
オルカン(2559) 2559 28,050 -0.18%

注目銘柄:ソフトバンクグループの動向

ソフトバンクグループ(9984)は5月1日の取引で+3.93%と監視3銘柄中で最大の上昇率となりました。出来高も7,200万株超と大幅に膨らみ、AI関連物色の継続を象徴する値動きとなりました。4月28日の-9.86%急落から約3営業日で半値戻しに迫る勢いで、保有資産評価への懸念が後退しつつある可能性があります。一方、トヨタ自動車は-0.76%と為替警戒で軟調、ソニーグループは+0.45%とまちまちの展開でした。投資信託のオルカン(2559)は-0.18%とほぼ横ばいで、米国株高と円高方向の相殺が確認されました。

📰 連休中・連休明けに織り込まれる主なテーマ

  • 政府・日銀の為替介入観測:4月30日の160.73円→155.57円の急落以降、ドル円は156〜157円のレンジで推移。介入の効果は「時間を買う」性質とされ、最短数週間〜最長数か月は160円超の円安を抑える可能性があります。
  • 米雇用統計(5月9日):非農業部門雇用者数の市場予想は5.5万人、失業率4.5%とされており、結果次第で米金利・ドル円・米株が大きく動く可能性があります(出典:時事エクイティ経済指標カレンダー)。
  • パウエルFRB議長の任期満了:後任候補にハセット氏(NEC委員長)が浮上。ハト派寄りとされる新議長の金融政策スタンスへの市場の関心が高まる見通しです。
  • 3月期本決算ピーク:連休明けの東京市場では自動車・電機・機械セクターの本決算発表が集中。為替前提(多くが140〜150円台前半)の見直しと業績ガイダンスへの影響が注目されます。
  • 原油100ドル超え定着:WTIが102ドル台で底堅く推移。エネルギー・商社株の追い風となる一方、輸送・素材・化学などコスト上昇の影響を受けるセクターには逆風となる可能性があります。

🔭 5月7日(木)の焦点と相場展望

主要イベント・経済指標

  • 東京市場の取引再開:4連休明けの寄り付きで、海外動向(米国株・ドル円・原油)を一気に織り込む展開が想定されます。
  • 米ADP雇用統計・JOLTS求人件数(5/7前後):米雇用情勢と利下げ観測の方向感を左右する先行指標。
  • 3月期決算の本格化:主要銘柄の業績見通しと2027年3月期会社予想に注目が集まります。
  • 地政学・原油動向:WTI100ドル超えが継続するか、エネルギー・商社株の物色強度を左右します。

相場見通し

5月7日(木)の東京市場は、4日間の連休中に積み上がった海外材料を一気に織り込むため、寄り付きで大きなギャップが生じる可能性があります。為替面ではドル円156〜157円のレンジで安定しており、輸出株への極端な逆風は見込みにくい状況です。一方、米雇用統計(5/9)を控え、ポジションを軽くする動きが先行する展開も想定されます。

テクニカル面では、日経平均は連休前の水準である59,500円〜60,000円のレンジが意識されると考えられます。連休中に米国でハト派的なFRB人事や弱い経済指標が出れば米国株高・ドル円安定で6万円台奪回を試す動きとなる可能性がある一方、地政学リスクの再燃や米国株の調整があれば58,500円のサポートを試す局面も想定されます。投資家は連休明けの寄り付き方向に振らされず、米雇用統計と決算ガイダンスを見極める姿勢が無難な展開となる可能性があります。

📚 投資カテゴリ別 記事一覧

本ブログでは投資情報を以下のカテゴリで体系的に整理しています。テーマ別に深掘り学習が可能です。

投資ブログ カテゴリ一覧/本サイト
カテゴリ 記事数 主な内容 ページ
投資テーマ解説 5記事 プライベートクレジット危機など深掘りテーマ 一覧 →
ニュース速報・解説 1記事 日銀会合・FOMCなど即応型解説 一覧 →
個人投資家ガイド 1記事 新NISA活用法・銘柄選び方 一覧 →
マネーリテラシー基礎 7記事 オルカン・VIX・配当利回りなど基礎知識 一覧 →

投資テーマ解説の最新記事

ニュース速報・解説の最新記事

個人投資家ガイドの最新記事

マネーリテラシー基礎の最新記事


📎 関連記事:【5/1金】日経平均59,513円(+0.4%)|相場まとめ

※ 本日5月4日はみどりの日で東京市場休場のため、本記事は海外市場と連休明け(5/7)の見通しを中心にまとめています。

※ 本記事の情報は投資判断の参考情報であり、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。詳細は免責事項をご覧ください。

コメント