当サイト運営者YK(投資歴20年)が、リーマンショックで資産を3分の1(約200万円→67万円)まで減らした失敗談を詳しく公開します。みずほ銀行株への集中投資、塩漬け、そして売却できなかった心理。この苦い経験こそが、現在のオルカン中心+分散投資スタイルの原点です。日経平均・米国株・相場の暴落で同じ過ちを繰り返さないために、一個人投資家のリアルな失敗と教訓を共有します。
📊 公開日:2026年5月29日/最終更新:2026年7月4日(マネーリテラシー基礎)
より基礎から押さえたい方は、暴落時の心構えと行動パターン|投資歴20年の実体験もあわせてご覧ください。
💔 リーマンショックで何が起きたか

2008年のリーマンショック当時、私の投資資産は200万円ほどに増えていました。しかしその大半を みずほ銀行株1銘柄に集中投資 していたのです。
| 時期 | 資産規模 | 状況 |
|---|---|---|
| 2008年前半 | 約200万円 | みずほ銀行株に集中投資 |
| 2008年後半 | 急減 | リーマンショックで株価暴落 |
| 2009年 | 約67万円 | 資産が3分の1まで減少 |
| その後数年 | 塩漬け | 売却できず長期保有を余儀なく |
わずか数か月で 資産の約3分の2が消失。当時20代の私にとって、200万円は必死で貯めた大切な資金でした。その大半が溶けていく様子を、なすすべもなく見ているしかありませんでした。
🧠 なぜ売却できなかったのか|3つの心理

「なぜ早く損切りしなかったのか」と思われるかもしれません。当時の私を支配していた3つの心理を振り返ります。
① 損失回避バイアス
「ここで売ったら損が確定してしまう」という心理です。行動経済学では、人は 同額の利益の喜びより、損失の苦しみを約2.5倍大きく感じる とされています。含み損を実現損に変える決断ができず、ただ保有を続けました。
② 「いつか戻る」という根拠なき期待
「みずほは大銀行だから潰れない」「いつか株価は戻る」という根拠の薄い期待にすがりました。実際には、リーマン後のみずほ株が元の水準を回復するには長い年月がかかり、機会損失も甚大でした。
③ 知識と経験の不足
当時はiDeCoも新NISAもなく、分散投資・インデックス投資の知識も浅い状態でした。 「個別株への集中投資がいかに危険か」 を理解しておらず、リスク管理の概念そのものが欠けていました。
📚 この失敗から学んだ3つの教訓
教訓①:個別株への集中投資は最大のリスク
1銘柄に資産の大半を集中させることは、その企業固有のリスクをまともに受けることを意味します。みずほ株の暴落で資産3分の1という痛手を負った私は、現在 個別株を約20銘柄に分散 し、かつ個別株全体を総資産の9.1%(約600万円)に抑えています。
教訓②:コアはインデックスで分散する
個別株のリスクを痛感した私は、資産の中核(75.8%・5,000万円)を オルカン(全世界株式)中心の投資信託 に置く戦略へ転換しました。全世界数千銘柄に分散されたインデックスなら、1社の破綻が資産全体に与える影響は限定的です。
教訓③:暴落は「逃げる」のではなく「備える」
リーマン時は暴落に対して無防備でした。現在は 生活防衛資金の確保・待機資金の温存・分散の徹底 という事前の備えにより、暴落を「安く買えるチャンス」と捉えられるようになりました。20年で複数の暴落を経験して得た「鈍感力」こそが、最大の武器です。
📝 関連する内容として:暴落時の心構えと行動パターン|投資歴20年の実体験
🔄 失敗後の方針転換|分散ポートフォリオへ
みずほ株は2020年のコロナショックで再び塩漬けとなり、岸田内閣の頃にようやく売却。これを機に、本格的に 商社株・銀行株・リベ大推奨の高配当株への分散投資 へと舵を切りました。
皮肉なことに、集中投資で痛い目を見たみずほ株の教訓が、現在の 「商社・銀行を含む約20銘柄の高配当株分散」+「オルカン中心のインデックス」 という、勝てるポートフォリオの礎となったのです。
| 項目 | リーマン当時(2008年) | 現在(2026年) |
|---|---|---|
| 個別株の集中度 | みずほ1銘柄に集中 | 約20銘柄に分散 |
| コア資産 | なし(個別株のみ) | オルカン中心の投信75.8% |
| リスク管理 | ほぼ無し | 生活防衛資金・待機資金を確保 |
| 暴落への姿勢 | 狼狽・塩漬け | 「買い場」として機動買付 |
| 制度活用 | 制度なし | 新NISA・iDeCoをフル活用 |
💡 同じ失敗を避けるために
私の失敗から、これから投資を始める方・現在個別株に集中している方へのアドバイスを整理します。
- 1銘柄への集中投資は避ける:どんなに有望に見えても、資産の大半を1社に賭けない
- コアはインデックスで:オルカン・S&P500など分散されたインデックスを中核に
- 個別株はサテライトに留める:全資産の10〜20%程度に抑える
- 損切りルールを事前に決める:「いつか戻る」期待で塩漬けにしない
- 生活防衛資金を確保:暴落時に狼狽売りしないための心の余裕
- 新NISA・iDeCoを活用:制度が整った今こそ有利に資産形成できる
🔍 詳しくはこちらの記事も:オルカンとは?eMAXIS Slim全世界株式の仕組みを解説
🎯 失敗は最高の教科書
リーマンショックで資産3分の1という失敗は、当時は本当に辛い経験でした。しかし今振り返れば、 この失敗があったからこそ、現在の堅実なポートフォリオ(総資産6,277万円)を築けた と考えています。
投資において失敗はつきものです。重要なのは、失敗から学び、二度と同じ過ちを繰り返さないこと。そして何より、 失敗しても市場から退場しないこと です。私が20年投資を続けられたのは、リーマンの失敗で「逃げ出さなかった」からに他なりません。
💡 関連トピック:運営者YKのポートフォリオ実績|総資産6,277万円の内訳公開
📌 参考記事:
- 暴落時の心構えと行動パターン|投資歴20年の実体験
- オルカンとは?eMAXIS Slim全世界株式の仕組みを解説
- インデックス投資とは?仕組み・メリット・始め方を解説
- 運営者YKのポートフォリオ実績|総資産6,277万円の内訳公開
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※ 本記事は運営者の実体験に基づく参考情報であり、特定の投資を推奨するものではありません。資産額は自己申告の概算です。投資は自己責任でお願いします。詳細は免責事項をご覧ください。


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